若大将 加山雄三も77歳になり、喜寿を祝うイベントが開催された。家内が若大将のフアンで、すでにライブの切符を手配していたので、22日に付き添って出かけた。家内は朝から張り切っていたので、9時40分の新幹線に乗り、上野から日本橋の高島屋に行った。そこでは加山雄三ミュージアムが開催されていたので、まずは彼の作品を観るためである。翌日の23日にはトークショーがあるのだが、前日なのでそれほどの人出ではなかった。昨年は同じ時期の高島屋の加山雄三トークショーにやって来たが、大変な混雑で立見席だったのを思い出した。それでも本を購入してサイン・握手会に参加した・・・
高島屋には、彼の作品だけでなく映画のポスターなど、いろんなものが展示されていた・・・その中に盛岡で家庭教師をしていた子供と見に行った”アルプスの若大将”のポスターがあったので写真を撮った。子供を映画に連れて行ってと頼まれて、自分はスキーが好きだったのでこの映画を選んだ訳だ・・・
でも、加山雄三のスキーは本格派で神奈川県代表の国体選手なのです。他の代表選手の出身地は、新潟とか信州とかスキーの本場が大半だったが、茅ケ崎の彼は新潟の岩原スキー場をホームゲレンデとして、そうとう滑り込んでいたようである。盛岡に居る頃は、私もスキーには自信があったし、網張のスキー場開きにはスキー仲間と学校をさぼってでも出かけたものだ。このポスーを見るとその頃のスキー仲間のことが思い出された・・・
この他の展示の中に、加山雄三の家系図が展示されていあた。彼の母親(女優)の祖先をたどると明治維新の立役者”岩倉具視”だったのには、びっくりであった。
今日は家内の付き添いだから、ライブ終了まで外で待っていようかとも思ったが、日本武道館は北の丸公園の中にあり、近くに赤提灯もないので、当日券を求める列に並んだ・・・幸か不幸かS席1万円を求めて入場してみると、日本武道館の観覧席の最上段であった。同じS席でも家内の席は一階のアリーナ席なのである・・・付き添いなんだから”まあいいか・・・”と思いながら席に腰を下ろした。
ライブが始まると加山雄三が小さく見えるくらいの距離であったが、ステージの両サイドに大型スクリーンがあったので、若大将の表情も良く見えた。彼のトークは歯切れが良く爽やかなので私も好きだ・・・77歳の若大将と私は6歳違いで、33歳で亡くなった直ぐ上の兄と同い年なのです・・・兄が存命だったらなどとも思ったが、今日は素直に元気な若大将に拍手を送ろうと、”昔の若大将とすみちゃん”と一緒になって手拍子を打った・・・
アンコールのステージで桑田圭介が登場した時には、大いに盛り上がった・・・このサプライズは、翌日の朝のニュースでも取り上げられていた。
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