荒川土手の桜と菜の花

  今年は3月末までは天候も安定せず、薄ら寒い日が続いたが、4月に入ると荒川土手の桜も一気に開いた。自宅から荒川土手までは300mほどなので、4月2日に孫を乳母車に乗せ弁当を抱えて花見にでかけた。南小学校の裏手の土手下に毎年我が家がシートを広げる場所がある。既に道路脇には車が長々と駐車していたが、幸い例年の桜の木の下は空いていた。早速シートを広げ荷物をおろした。今日の弁当は、朝に準備した”里芋と椎茸の煮つけ”と出がけに用意した卵焼き、キュウリの朝漬け、トマト、おにぎりに焼きそば位のもんだが、久しぶりに野外で食べるお弁当は、赤城下ろしの長い冬を抜け出し春がやって来たいう解放感があった・・・ただ、缶ビールを忘れてしまったのは失敗であった。孫も乳母車に乗って初めて見た桜と一面の菜の花を飽きもせず、キョロキョロと長い間眺めていた。

 次の日から午前中は雨が降ったり、お花見日和は長続きしなかったが、9日はお花見日和となった。娘の連れ合いがやって来たので、花見にでかけた。急だったのでコンビニでそれぞれ好みの弁当を仕入れ、また同じ場所に陣取った。今度は忘れずに缶ビールをポケットにいれた・・・旨かった。