2022年5月29日 「SPACE1497 中山英二ライブ」

 今日は、午後からSPACE1497 でジャズライブがあるので楽しみに出かけた…開場までに時間があったので、SPACE1497 近くの『妻沼道の駅 薔薇園』に立ち寄った…春薔薇はまだ見ごろで、何だか得をした感じだ…

 さて、「SPACE1497 中山英二ライブ」では、中山英二さんのベースに北沢直子さんのフルートと武田明美さんの箏とコラボして、どんなジャズを生み出してくれるのでしょうか…

「妻沼道の駅薔薇園」を覗いてから会場に到着したが、開場までには、まだ暫く時間があった…いつもは夜のライブだったので写真を撮った…

 今日のライブは、2022年3月6日に熊谷文化会館で開催された『中山英二音楽活動50周年記念コンサート』で聴いた中山英二さんのベースに北沢直子さんのフル-トと武田明美さんの箏のコラボレーションです…

 果たして、どんなジャズを生み出してくれるのか楽しみにしながら白ワインもいただきました…

2022年3月6日 熊谷文化会館

『中山英二音楽活動50周年記念コンサート』

 熊谷の『賢治と歩む会』の友人からチケットを送ってもらった…まだ肌寒い頃でしたが、自宅からはさぼど遠くない熊谷文化会館だったので、息子と自転車ででかけた…

 『中山英二音楽活動50周年』を記念して沢山のミュージシャンが共演しています…

 どんなジャズを聴かせていただけるの楽しみです…

 3月のライブでは、いろんなミュージシャンが次々と登場しバラエティに富んだジャズが繰り広げられ、まさに『中山英二音楽活動50年』の歩みを物語っていた。中山さんは、駆けつけてくれた共演者の方々を『音もだち』と呼び、音楽で繋がっている仲間たちというスタンスで活動してきた中山英二さんのお人柄が、コロナ禍にもかかわらず、これだけ多くの共演者が駆けつけたのだと思った。

 中でもインパクトがあったのは、和筝とコラボだった…これまで聴いたことがなかった音色で、これぞ『ジャパニーズ・ジャズ』ではないかと実感した… 

 

 コンサート終了後に再び会場に入り息子が、中山英二さんに50周年の2枚組ベスト盤『EVER AND EVER 』にサインをお願いした…近くで写真を撮っていた友人が中山さんに紹介してくれた…

 筝を片付けていた武田明美さんを見かけて、思わず声をかけてしまった…初めて聴いた箏を交えたジャズの感動をお伝えしようと…武田さんもにこやかに笑みを浮かべながら応えてくださいました…

絵日記 2022年5月29日 「SPACE1497 中山英二ライブ」

 中山英二さんのベースに北沢直子さんのフルートと武田明美さんの箏とコラボして、どんなジャズを生み出してくれるのでしょうか…

 この前チケットを送ってくださった友人も電話で道を訊ねながら駆けつけていました…お忙しい方なので、ライブが終わると帰られてしまいお話できなかったのは残念でした…

 アクリル板の反射で、フルートの北村さんのお顔が上手く撮れませんでしたが、緩急のつけた力強い演奏と、ときには優しく微風のように爽やかな音色が聴こえてきました。

 武田さんの演奏は、清らで澄んだ空気の中、夜明け前の朝日が登る瞬間に感じるような神聖な気持ちになりました。箏の音色がそう感じさせるのでしょうか。 中山英二さんのトークの合間に、武田さんは、調弦をしていました。

 曲が変わる度に音を合わせる必要があるそうで、中山さんはトークのときに何を話そうかと考えていたそうですが、最近はその場で思いついたことを話すようになったと、お話されていました。

まさにジャズのアドリブと同じですネ…

 武田明美さんの和筝の音色に和の横笛の音色が連想される北沢直子さんのフルートが見事に調和し爽やかな調べを奏でてくれた…

そして低音域でリズムを刻む中山英二さんのベースが響いてきて、曲のバックボーンのように安定感が出て、お二人の演奏を際立たせているように感じた…

 息子は、後日届いた武田明美さんのCD『深い海の色の』に収められていた曲毎の感想を書き送っていた…

 武田さんからのメッセージの中に

『4月に初めて宮沢賢治の「虔十公園林」というお芝居の体験をしそうです。️ 今の人間に一番欠けていて、一番大事なことは何かを教えているお話でした。』と付け加えてあった・・・

今回のようなチャンスのきっかけを作ってくれた『賢治と歩む会』の友人に感謝しております… 

 こんなに心地よさを感じさせてくれる『和風ジャズ』をもっともっと沢山の方々に聴いていただきたいと切に願っております…ありがとうございました。次のチャンスを楽しみにしております…

 

 今日のライブに感動し息子が武田さんに会場でCDを頼んでいました… 

 そして後日、郵送してくださることになった。 このCDを聴いた息子は、武田明美さんに感想をメールでお送りしていましたよ・・・

 

  CD『深い海の色の』に添えられたお手紙に、このアルバムへの想いが伝わってきました。まず最初にCDジャケットの彩り豊かで繊細なイラストに目を奪われました。

 安藤貴志さんのデザインされたジャケット、とても素敵ですね。額に入れて飾っておきたいくらいです。ライナーノーツの深い碧で、表と裏のジャケットとは雰囲気が変わって、深海にいるような気持ちになります。

 

・1曲目の『Awakening 』:武田さんのお箏にヴァイオリンとベースで今まで聴いたことのない編成で、新鮮な新緑の季節に心地よい朝の日の光を浴びているような気持ちになりました。

・2曲目の『また森へ』:ライナーノーツのイメージそのままの世界が、音として伝わってきました。目を閉じて聴いていると、しんしんと降り積もる雪の中にいるように感じました。

雪が降ると周りの音を吸収するように静かで澄んだ空気になることを思い出しました。

・4曲目の『深い海の色の』:尺八の切ない音色のメロディと箏の演奏がとても魅力的で、もう一度聴きたいと皆さんがおっしゃる気持ちが、わかります。ライブでは、尚更ですよね。

・5曲目 『彼方より』:私は、この曲が一番のお気に入りです。

尺八とお箏のアンサンブルは、今まで聴いたことがなく、とても新鮮で和楽器の素晴らしさを実感しました。まさに大作ですね。凄いです。

・6曲目『Spring Star 』:先日のライブで演奏された曲ですね。

お箏のイントロが流れた瞬間、楽しかった演奏を聴いたときの感動を再び味わうことができました。

蟹のエピソードも思い出しました。

・7曲目 『花笑み』:武田さんのお箏の音色を聴いていると、清らで澄んだ空気の中、夜明け前の朝日が登る瞬間に感じる神聖な気持ちになります。ライブの演奏でもそう思いました。

・8曲目『12月の風にのせて』:お箏のイントロ メロディに乗せて、ヴァイオリンとフルートの音色が風を運んできてくれるような、ふわふわと漂うような不思議な感覚になりました。

・9曲目『六連星』:私がイメージしているお箏の音色に、ヴァイオリンの演奏が加わり、とても新鮮でいて、どこか懐かしい子供ころお正月にテレビで聴いたお箏の演奏を思い出しました。

 

長々と書いてしまい反省しています。

父とも話していましたが、ライブに足を運んで聴いてくださる方だけでなく、もっと沢山の人にお箏の演奏の魅力を知ってほしいですね。先日のライブ演奏本当に有り難うございました。

武田明美さんのCDを送ってもらって…

 武田明美さん、こんばんは。  CD『深い海の色の』に添えられたお手紙に、このアルバムへの想いが伝わってきました。まず最初にCDジャケットの彩り豊かで繊細なイラストに目を奪われました。

 安藤貴志さんのデザインされたジャケット、とても素敵ですね。額に入れて飾っておきたいくらいです。ライナーノーツの深い碧で、表と裏のジャケットとは雰囲気が変わって、深海にいるような気持ちになります。

 『ワールドトライアングル』のライブは、熊谷さくらめいと 月のホールに両親と3人で聴いた記憶があり、その時はメンバーのアルバムは、発売前でした。