東京ドーム 2018.1.8
B’zのライブを初めて観たのは、10年ほど前になる…息子が車椅子で酸素ボンベを携帯しているころで、雨の中前橋まで出かけた。その時、チケットは1枚しか持ってなかったが、警備の責任者が同伴の私も入場させてくれた…その上、ステージ左側の通路に特別席を準備してくれた。稲葉さんや松ちゃんが直ぐ近くまでやって来た…タック・マツモトのギターのピックまではっきりと見えた…それにも増して、巨大スピーカーからの大音響が身体にドスンドスンと響いて、「大丈夫ですか」と何度も責任者の方が心配してくれたことに今でも感謝している…
今日は生憎の雨模様となった。息子は、稲葉さんと誕生日が同じという大フアンの人と落合い、CDか何かを受け渡してから、中に入った…息子はグッズ販売所に直行し、目当ての品をゲットしていた…屋外のグッズ販売には、雨の中長い列をなしていたのに…屋内販売ことを先ほど教えてもらっていたらしい。
夕飯にはまだ早いが、売店でハンバーガーを求めビールを呑みながら食べた…中々美味しかった。
<セットリスト>
1.CHAMP
2.孤独のRunaway
3.ハルカ
4.ルーフトップ
5.FIREBALL
6.MOTEL
7.赤い河
8.SKYROCKET
9.それでもやっぱり
10.愛しき幽霊
11.弱い男
12.Purple Pink Orange
13.イチブトゼンブ
14.DIVE
15.Dinosaur
16.King Of The Street
17.フキアレナサイ
18.Still Alive
<アンコール>
19.ultra soul
20.BANZAI
エンディングSE:ひとりじゃないから -Theme of LIVE-GYM-
~ 未発表曲 ~
一塁側の二階席は、ステージ正面ではあるが、かなり遠かった…弓町にあったオフィスに通っていたころはドームが出来る前で、ナイターで王や長島がホームランを打つとその歓声が聞こえてきたのを覚えている。ドームが出来る前の最後の巨人戦を観た。そして、ドームになってからも一度巨人戦を観戦したが、ライブでドームを訪れたのは初めてである…いずれも巨人敗退の試合!
何せ遠いので、ステージ上で実物を眼で追うのは大変であったが、ステージのスクリーンには大型ディスプレーが14枚ほどはめ込まれ、縦に7つに区切られたスクリーンに大写しにされ画面に見入った…また、天井から吊り下げられた巨大スピーカーからの大音響は、ドスンドスンを身体に伝わってきた。
特にロックバンドのドラムの響きは格別である…ステージが始まると、一斉に立上り、それぞれが腕を振り、時にはB’zのタオルを振りながら熱狂した。
私は時々座り込んで見ていたが、幸い大型スクリーンは視界にとらえることができた。出演者も観客も物凄いパワーを注ぎ込んだライブなのだ…
これだけの大観衆の入れ替えは無理と思われ、セットリストの20曲を殆ど休憩なしに稲葉さんは歌い切り、松ちゃんも演奏しきった…おそらく体重が数キロ減量するほどのエネルギーを消耗したことでしょう。我々は、そのパワーをもらい、ついでに日頃のうっぷんも晴らして家路に着いた…
さいたまスーパーアリーナ 2018.1.13
今日は好天に恵まれたが、風も少しあり寒かった…息子は、またグッズ販売の列にならんだが、私は外の屋台で生ビールを呑んだ。
息子からラインが入り、混雑しているから野外でガチャガチャを買っておいてくれと頼まれた…その要領もよく知らなかったが、2千円分のコインを手にガチャガチャを回した。幸い4つとも異なる景品だった…
それから人混みの中をエスカレーターで地上に降り、グッズ販売の最後尾に向かった。
そこにB’zのツアートラックが駐車していて、多くのフアンが写真を撮っていた…
私もそれに雑じってシャッターを押した。
それからグッズ販売の入口まで行ったところで、息子からラインが入り、ツアートラックの所で落ち合った…
群がるフアンの合間を縫って私も写真に納まった…B’zツアートラックは、数台に機材を分乗しているはずだが、フアンのために1台だけこのスペースに駐車しているものと思われる。今回のツアーのテーマを車体にペインティングして、フアンに提示するというサービスの一環なのだ…
フアンもそのツアートラックを探して、記念の写真を撮るのが、楽しみの一つとして定着しているのである…
息子も私も、その習わしにあやかって、今日もスナップ写真を撮り、息子は大満足なのである…
エスカレーターで階上に登り、開場時間を待った…ビール一杯で少し赤ら顔に風も心地良かったが、以前B’zライブでここへ来た時は雨だったなあなどと思い出していた。
その時も息子は車椅子だったので、どうやってグッズを買い求めるかを思案していた…
そこに雨合羽を着たバイトの会場整理の青年がやって来たので、とっさにグッズを買ってきて欲しいとお金を渡した…少し不安も過ったが、20分ほど傘をさしながら待っていると青年がグッズをゲットして戻ってきた…
あの時、ほんの一瞬でもその青年を疑ってしまった自分が恥ずかしくなったことを思い出していた…
撮影禁止であったが、開演前に撮らせてもらった…可動式の観客席を最大限に広げたスーパーアリーナは満席状態であった…
今回はアリーナ席のÐブロック9列だった。
このアリーナ席は平面にパイプ椅子を並べた席なので、みんなが立ち上がると見えにくいのです…それでも2時間も立ち続けることはできなかった。曲の合間に腰を下ろすと、二階席の左側からウエーブが起こった…それが私の背後を通過し右側に到達すると、再び左側からウエーブが起こった。こうしてB’zフアンとしての一体感を確かめ合っているのだろうか…息子の隣に少年を連れた母親らしき人がいた…最初は、少年にせがまれて付き添いで来たのかと思った…
ところが、ライブが始まるや否や、母親の方がパワー全開で腕を振り、腰を振っての熱狂ぶりには驚かされた…B’zのライブは、こうして色んな人にパワーを与えてくれる。最近は何事も億劫になりがちな私も、間違いなく元気を貰い、足取りもシャンシャンと家に帰った。
セットリストの「6.MOTEL」は日替わり曲なのですが、さいたまスーパーアリーナでは、東京ドームと同じだった…しかし、エンディングの「ひとりじゃないから -Theme of LIVE-GYM-」の最後の地名を叫ぶ箇所で、稲葉さんのほうから客席に促して「さいたまー!」と叫んだ…
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