地元熊谷のライブハウスSAPCE1497 の15周年記念のジャズ・セッションがあるというので、前日にママさんに電話してみた…
すると午後3時スタートで夜の9時までやっていて、出入り自由でお昼寝もできますよと誘われた…
お昼を食べて少し横になったらうとうとしてしまい遅くなってしまったが、お祝いのお花を求めようと駅まで行ってお花を仕入れた…
会場に駆けつけると既に始まっていたので、一曲終わるまでテラスで待った…ママさんは電話をしようと思っていたらしく、出てきたのでお花を手渡した…
ママさんが、お祝いのケーキを頂いています…このケーキは後ほどお相伴させて頂いた…息子は甘党なので美味しそうに食べていた…
今日はセッションということで登録申請したプレイヤーが、次々登場した…
その時々で初めての組み合わせなる訳で、曲目を申請された方が、皆さんに楽譜を配っていた…その楽譜を見ながら真剣に演奏されていて、聴いている私にも緊張感がピリピリ伝わってきましたよ・・・
<ジャズ・セッションのスナップ >
こんなにも目まぐるしく繰り広げられたライブを観たのは初めてだ・・・
1曲ごとにメンバーが入れ替わり、セッション・リーダーがその都度譜面をくばり、メンバーはそれに真剣に立ち向かってくれた…その熱気を感じながらグラスを傾け、惜しみない拍手を送った…
それにしても、参加するアーティストそれぞれが希望した曲目に合わせてメンバーをアレンジし、ライブ全体の流れをプロデュースしてくださった方に大いなる感謝と拍手をお送りします・・・
今日はプロの方にアマチュアの方も加わり楽しいジャズ・セッションの雰囲気でした…
ピアノもベースもサックスも初めて聴く顔ぶれであったが、ドラムの人は知っていた…
以前、バイソン片山トリオがやってきたとき、ジャム・セッションをやろうと言い出し、このSさんにも叩いてもらったことがある…
少し緊張気味だが上手に叩いていた。『良かったよ』と声をかけると喜んで『ブログ見てますよ』と返ってきた…直ぐ前の席には、その時の女性ドラマーが座っていた…
今度は、ベースに安田幸司さんが加わった…千葉大を出てこの世界に入って活躍されているだけあって、流石に心地好いベースを聴かせてくれた…テーナーサックスも初めての人でしたが、好い響きを聴かせてくれた…おそらく互いに初めての顔合わせでしょうが、そこがジャズ、中々息が合っていました…
今度は女性シンガーが登場した…
ママさんにケーキを差し上げていた人のようだす…迫力のある歌声でしたが、テラスに出て来て『声がまだ起きていない』と呟いていた…
気が付くと、すぐ目の前に赤ちゃんをだいたママさんがいた…ジャズ・ライブでは中々見かけない光景に面食らってしまった…
ところが、お名前を呼ばれると静かに立ち上がり、何とマイクを握ったのです…『子連れ狼』ならぬ『子連れシンガー』だったのだ…ボーダー柄のお揃いの舞台衣装でジャズを歌い上げる母親に抱かれて、大人しく聞いている様子は、何とも微笑ましく会場から大きな拍手が送られた…
私にも4歳になる孫がいるが、とても想像できない光景であった…
代ったベースもアマチュアの方だと思うが…
それにご年配のギタリストが加わった…とても懸命な演奏に、思わず拍手を送った…
こん様子を見て、ジャズ・セッションって楽しいなあと思った…
出かけて来て良かった!!!
先程まで厨房にいて、飲み物や食べ物を運ぶお手伝いをされていた方がシンガーとして登場してきた…
それが、歌が上手なのにビックリしました…
ムーディーで柔らかい雰囲気が醸し出されて、とても安らいだ気持ちにさせてくれた…
今度はフルートが加わった…
フルートと言えばベーストークの井上信平さんの音色を思い出すが、この方のフルートも澄んだ音色で心に沁みてきた…
きっと音楽大学で専門的に学んだ方なんでしょうね…
ベースの安田さんにピアノとドラムは女性のプレイヤーです…
『長い時間でしたが、聴きごたえがありました。安田さんが、ベース・ソロを弾いているときの笑顔が印象的でした。』とメールを送ると、『小南さん、先日は長時間ありがとうございました。またよろしくお願いします!』とメッセージが来た。
今回のシッセションで唯一の女性ドラマーの登場です…
とてもしっかりしたリズムを刻んでいて一緒のプレーヤーも楽しそうに演奏していた…実は前の席にバイソン片山の女性のお弟子さんがいたのですが、舞台衣装は纏っていたが、ステッキを忘れ来てしまったと話していました…
このサックスの人が帰りがけに、安田さん、ママさんと話しているのを聞いた…この方は、最近人前で演奏しなかったらしいが、今回のセッションに参加して、かれからはライブ活動に参加しますと語っていた…
安田さんもママさんもエールを送っていた…
今日は女性シンガーの参加が多いセッションでした…
日曜日の午後と主婦にとって都合の良い時間帯だったせいもあるのでしょうが、それにしても、本当にジャズ好きの女性が多いことを実感しましたよ…
このアルト・サックスの方はベテランで何回も登場してきた…その紹介で秋田産であること知った…
休憩時間に私は秋田出身ですがと話しかけると『全国、色々とツアーで廻っているが、秋田県だけはまだ行っていない』と言っていた…
秋田とは無関係の方でしたよ…
二、三度ステージに立った『子連れシンガー』も夕方には帰っていった…私はそれを見かけて声を掛けた…『大きくなったら、歌を聴かせてね!』というと母親も笑顔を見せながら頷いていた…
こんなに小さい頃からステージに立っているのだから、きっと度胸の据わったシンガーになるでしょうね…
いつもは厨房でママさんのサポートをされているのですが、実はジャズの名シンガーなのです…今日はセッション参加者の登録(楽器と曲目)シートを見ながらプレーヤーを即興で組み合わせ、ステージを進行しているのです…相当のジャズの知識がなければ務まりません…今日は本当にお疲れさまでした…
9時近くなり、最後まで残ったプレイヤー皆さんの笑顔です…
その時、私がアンコールと叫んでしまったのです…セッションで今夜だけの出会いですから、アンコールと言われてとっさには曲目が決まらなかった…でも、一言二言の会話でアンコールに応えてくれた…やっぱりジャズは好いですね…
帰りがけにママさんがやって来て、今日は40人も参加してくれたと話してくれた…私が『前のボスに見せてあげたかったですね…』と言うと、ママさんはウルットときたようで目頭にそっと手をやっていた…
今日は日曜の午後から夜9時過ぎまで、楽しくジャズに浸って過ごすことができた…
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