年に一度の歌集 篁
私は、平成24年4月から熊谷市中央公民館で月2回開かれる「火曜短歌会」に通い始めた。この会は、峰岸あい先生が指導してくださり16名の短歌を楽しん でいる市民が参加している。短歌を長いこと詠んでこられたベテランの方が多く、ご年配の方々ですから私などでも若輩ものです。
峰岸先生が女学生のころ、戦時中に熊谷に疎開してこられた鹿児島寿蔵(人間国宝の人形作家・宮中歌会初めの選者・歌人)の校正の手伝いなどをしながら、お弟子さんのように可愛がられたと伺っている。
ですから峰岸先生は、「火曜短歌会」の他にも「芙蓉短歌会」、「東雲短歌会」、「かごはら短歌会」の指導者でもある。これらの短歌会の会員が1年間の成果として作品を持ち寄り年に1度歌集「篁(たかむら)」を発行している。