六本木の「Softwind」の松本茜のソロライブに出かけた。2月3日は息子の誕生日であったが、マドンナも誕生日が2月初旬と言っていたのでライブに誘った…
このライブ会場の「Softwind」は初めての所だったので少し不安もあったが、昔六本木IBMへ良く通っていたので何とかなるだろうと思った…ところが、六本木交差点のアマンドは昔のままだったが、地下鉄鉄の駅を含め周りは大きく変わっていた…
最後の手段で「Softwind」に直接電話して場所を確認し辿り着いてみると、ネットに公開さいる地図だけでは見つかり難いことが解った…
そこで息子は先に会場に入ってもらい、六本木交差点でマドンナを待つことにした。
たまたま天気が良かったので、交差点の交番前に立っていると、後ろ手のおまわりさんが話しかけてきた…キョロキョしている私を見たおまわりさんには、さぞかしお上りさんに見えたことでしょう。何か困っていることがあるかと思ったのであろうか…怪しまれても仕方ないが訳を話し、他愛もない会話をしながら待っていると、道路の反対側で手を振っているマドンナが目に入った。
六本木交差点からワンブロック位の所にあるのだが、マドンナ一人ではその入口は見つけ難かったと思われた…
「Softwind」に入ってみると、ライブハウスというよりは、ジャズ通の方々が夜な夜な集まってきてキープしておいたボトルでグラスを傾けながらジャズを楽しむジャズ・バーの雰囲気を醸し出していて、それほを広いスペースではなかった…
息子は、最前列の小さな丸いテーブルに着いていた。三人に円テーブルが二つ用意されていたので、少し狭いスペースであったがそこで食事をとることにした。そこでパスタとサラダのセットとワインをオーダーした…
ここのパスタは、マスターの得意メニューだったらしく、とても美味しかったが、息子と私には量的には物足りなかった…
<ネット上の松本茜の記事>
彼女は鳥取県米子市の出身です。4歳の時からヤマハ音楽教室でピアノを習っていた彼女がジャズに目覚めるのは8歳の時です。
日本人ジャズクラリネット奏者、北村英治のコンサートを聞きに行ったことがきっかけだそう。いやいや始めたピアノだったのに、北村氏の演奏を見て、音楽の虜、いえジャズの虜になってしまった彼女は、ジャズのまねごとを始まるようになります。
そこが発端となり、彼女のジャズミュージシャン人生は始まるのです。
ここは雰囲気の好いジャズバーの狭い空間の利点もあり、松本茜さんの指の動きをつぶさに見ることができた…曲調によって変わる指のタッチとピアノの音色の違いを実感できた。ソロライブなので彼女は演奏曲を都度考えながらのライブとなった。セロニアス・モンクにしようかオスカー・ピーターソンにしようかなどと呟きながら迷っていたが、セロニアス・モンクの生誕100年だからと言って、モンクの一曲を演奏した…
ファースト・ステージが終わったところで、息子は茜さんのCDにサインをしてもらっていた。そこへ行きマドンナの誕生祝いのリクエストをしたら、快く受けてくれた…
そしてセカンド・ステージが始まった。
最初は何の曲かわからなかったが、次第に「ハッピー・バースデー」のメロデーに移っていった…突然のことにマドンナは、少し照れ臭そうにしてたが、内心嬉しそうにも見えた…この曲は茜さんがジャズアレンジしたバースデーソングでDVDにも納められていることを後で聞いた…
ライブが終わると、マドンナは横浜の中華街で会合があるとのことで、あたふたと横浜に向かった。
私と息子は後に残って、暫くの間松本茜さんと懇談することができた…私は図々しくも茜さんとツーショット写真を撮らせてもらったが、昼からのワイン二杯ですっかり赤ら顔で、少々恥ずかしいかぎりだ…
息子は大フアンの茜さんとお話ができて、大層喜んでいた。六本木まで出かけてきたが、大満足のライブであったようだ。
2017年10月に熊谷のあすねっとホールでの川嶋哲郎さんと松本茜さんのライブを観て以来、私もフアンになった…
私も昼間からほろ酔い機嫌で、ジャズバー「Softwind」を後にした…
久しぶりの六本木を散策しようかとも思ったが、昔と随分と様変わりしていたことに怖気ずいてしまった感もあり、そのまま帰ることにした。今日は天気にも恵まれ、楽しい一日を過ごすことができた。
夜遅くに帰路に着いたマドンナからショートメールが届いた…
その日の横浜中華街での会合の任務は無事に終わったこと、ジャズピアノを聴いて気分がリフレッシュできたとの謝辞が書かれてあった…
コメントをお書きください